- 1 【資料つき】基本動詞25で現在形をマスター!活用&ポイント解説
- 2 基本動詞の活用とポイント
- 2.1 être(〜である)
- 2.2 avoir(持っている)
- 2.3 chercher(探す)
- 2.4 choisir(選ぶ)
- 2.5 faire(する)
- 2.6 prendre(取る)
- 2.7 aller(行く)
- 2.8 venir(来る)
- 2.9 partir(出発する)
- 2.10 dormir(眠る)
- 2.11 pouvoir(〜できる)
- 2.12 vouloir(〜したい、欲しい)
- 2.13 devoir(〜しなければならない)
- 2.14 manger(食べる)
- 2.15 acheter(買う)
- 2.16 dire(言う)
- 2.17 lire(読む)
- 2.18 écrire(書く)
- 2.19 vivre(生きる)
- 2.20 boire(飲む)
- 2.21 voir(見る)
- 2.22 mettre(置く)
- 2.23 entendre(聞こえる)
- 2.24 connaître(知っている)
- 2.25 savoir(知っている、できる)
- 3 おわりに&資料ダウンロード
【資料つき】基本動詞25で現在形をマスター!活用&ポイント解説
フランス語の学習を始めたばかりの方にとって、「動詞の活用」は最初の大きな壁。
とはいえ、「直説法現在」の活用は、会話・読解・作文すべての基礎になる重要な項目です。
そこで、日常的によく使う動詞を取り上げ、活用形とポイントをわかりやすく紹介します。
対応するスライドや資料も無料でDLできます。是非ご活用ください!
この記事の内容は、ふら塾のききながし動画に対応しています↓↓
それでは順番に見ていきましょう。
基本動詞の活用とポイント
être(〜である)
ポイント:
超重要動詞。人称によって形が大きく変わるので、丸暗記が必要です。「vous êtes(ヴゼット)」と「ils sont(イルソン)」が間違いやすいので注意。
avoir(持っている)
ポイント:
j’aiのように、母音の衝突を避けるため je → j’ に変わる形に注意。「ils ont(イルゾン)」は s を発音するリエゾンが起きます。
chercher(探す)
ポイント:
-ER規則動詞の基本形。語尾が変わるだけで、語幹は不変。-ER動詞のモデルとして他の動詞にも応用できます。
choisir(選ぶ)
ポイント:
-IR規則動詞で、複数形に -iss- が入るのが特徴。nous, vous, ilsの活用がやや長めになります。
faire(する)
ポイント:
不規則動詞。nous faisons / vous faites / ils font の形はとくに注意して暗記を。
prendre(取る)
ポイント:
ils prennentでは -nn- が入るのが特徴。il prend と ils prennent の区別を忘れずに。
aller(行く)
ポイント:
超重要&超不規則。英語の「go」に相当。nous と vous の活用で語幹が変わるのでしっかり覚えよう。
venir(来る)
ポイント:
nous と vous 以外の活用は語幹が vien-。ils viennentの -nn- を忘れずに。
partir(出発する)
ポイント:
不定詞は -IR で終わるものの、choisir型(第2群)とは異なる。nous以降は語幹が変わる点に注意。
dormir(眠る)
ポイント:
不定詞は -IR で終わるものの、partirと同じく第2群ではない。nous以降に -m- が出てきて形が変わります。
pouvoir(〜できる)
ポイント:
je peux(プー[ pø ])、ils peuvent(プーヴ[ pœːv ])の形に注意。同じ eu のスペルでも発音が異なる。
vouloir(〜したい、欲しい)
ポイント:
ils veulent [ il-vœl ] のつづりと発音がやや複雑。後ろに不定詞を伴って「〜したい」の表現でよく使います。
devoir(〜しなければならない)
ポイント:
nous と vous の活用で語幹が変わり、また ils doivent では v のスペルまで発音することに注意。
manger(食べる)
ポイント:
第1群の一部変化型。nous mangeons は他の人称と音を揃えるために e を加えています。
acheter(買う)
ポイント:
je/tu/il/ilsでアクセント記号がつくのが特徴。nous と vous はつかない!
dire(言う)
ポイント:
vous dites の形は特殊なので要注意(語幹+-ez ではない。être, faire も同様)。
lire(読む)
ポイント:
ils lisent は「リズ」と読む。動詞活用の -ent は基本的に発音しません(リエゾン等、音のつながりが後にある場合を除く)。
écrire(書く)
ポイント:
nous écrivonsなどの複数形は語幹が écriv- になる。発音にも注意。
vivre(生きる)
ポイント:
単数人称はすべて同じ発音、スペルが je tu と il で異なる点に注目。
boire(飲む)
ポイント:
単数形とils は boi-、nous と vous の活用は buv- で語幹が変わる点を覚えましょう。
voir(見る)
ポイント:
nous voyons / vous voyez の voy- は見逃しやすい語幹変化。音と綴りをセットで記憶。
mettre(置く)
ポイント:
複数人称で t が2つになる。「s」や「t」の有無に注意。
entendre(聞こえる)
ポイント:
-RE 動詞のひとつ。語幹は不変、語尾に注意(je と tu の活用で s を忘れやすいので気をつけて)。
connaître(知っている)
ポイント:
不定詞と il connaît には î(イー・アクサン・シルコンフレックス)が含まれる。複数形の語幹はconnaiss-。
savoir(知っている、できる)
ポイント:
nous と vous の活用で語幹が変わるので注意。
connaître と savoir は意味が似ていますが、connaître は後ろに直接目的補語、savoir は後ろに節をとるという違いがあります。
おわりに&資料ダウンロード
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スライド資料
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動詞活用が覚えられたら、ぜひ5級フレーズにも挑戦してみてくださいね。
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この記事&動画で紹介した25動詞をしっかり覚えることで、日常会話の大半をカバーできます。
とくに不規則動詞は、音・つづり・意味の全てをセットで覚えることが大切です。
毎日10分ずつでも復習を続けて、フランス語の「基礎体力」を鍛えましょう!
みなさんの健闘を祈ります!